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【2025/05/25 23:39 】 |
エマダツィ。
 みなさま、ブータンという国をご存じでしょうか?

 ヒマラヤに残る最後の仏教王国ブータンは、
「GNP(国民総生産量)よりGNH(国民総幸福量)」という
スローガンでも最近、話題になっていますね。


場所はインドと中国にはさまれている、世界で唯一チベット仏教を国教とする国家です。

民族はチベット系8割、ネパール系2割。

公用語はゾンカ語と英語。

首都はティンプー。



2年前の秋に訪れて以来、私の大好きな国のひとつになっています。


手付かずの美しい自然と、
自給自足を基盤にした伝統的な生活文化が残るブータン。

どこか、日本の田舎の風景に似ているところもあり、懐かしさも感じることのできる国。


今回はブータン料理についてお伝えしたいと思います(^^)

これが実際にブータンで食べた料理です。

ブータンの代表料理はエマダツィという料理(写真一番下)

ゾンカ語で  エマ=とうがらし
        ダツィ=チーズ    という意味。
 

とうがらしと少量の玉ねぎとトマトを、チーズで煮込むというちょっと日本人には信じられない料理。


 ブータン料理の特徴は、とうがらしの多用。

これを香辛料ではなく野菜として大量に食べます。
このため、世界で一番辛い料理だと表現されることも・・・。
 
それを赤米と共にいただきます。

ブータン人はエマダツィと赤米は毎日食べています。

その他、ケワダツィ(ジャガイモとトウガラシの煮込み)、パクシャ・パー(豚肉とトウガラシの煮込み)、イズィ(トウガラシとチーズを和えたサラダ)、モモ(チベット風餃子)など。
ブムタン地方の郷土料理として蕎麦粉を使ったプタ(押し出し麺)やクルワ(パンケーキ)もあります。


屋根の上や軒先など、あちこちでとうがらしが干してありました。



 
このブータンチリ。と~っても辛いんです!!

ブータン滞在中、毎回食べていたエマダツィ。


はじめは辛さにびっくりしていましたが、帰る頃にはすっかりエマダツィの虜になっていました。



あの味が懐かしく、時々家でもエマダツィを作ります。

ブータンチリのような辛いものが手に入らなので青唐辛子を使用。



 <材料>

  ・青唐辛子 10本程度
  ・トマト  小1個
  ・玉ねぎ  1/2個
  ・にんにく 1片
  ・生姜   1片
  ・チーズ  50g
  ・水    適量
  ・油    適量
  ・塩、こしょう

①フライパンに油をひき、にんにく、生姜、玉ねぎを炒めます
②青唐辛子、トマト、チーズ、ひたひたの水を入れ煮込みます
③煮詰まったら、塩こしょうで味をととのえてできあがり!

辛い物が好きな人はぜひ作ってみてくださぁい!
お米は必ず一緒に用意することをおすすめします(笑)



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【2011/10/10 21:40 】 | 日々のごはん | 有り難いご意見(0)
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