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京都の洛北、紫竹の閑静な住宅街に佇む高麗美術館。
普段は、朝鮮時代の華やかな屏風や高麗青磁・朝鮮白磁などの陶磁器、絵画、石造美術品などが展示されています。 ここで現在開催中の「刺繍ポジャギとチョガッポ展」に行ってきました。 「ポジャギ」とは、ものを包んだり覆ったりする四角い布のことで、日本の袱紗や風呂敷に近いものです。 色糸で花鳥文様や、鶴文様などの刺繍を施した「刺繍ポジャギ」。刺繍の美しさにみとれてしまいます。 ポジャギのうち、ハギレを縫いつなぎ一枚の四角い布に仕上げたものを「チョガッポ」と呼びます。 こちらはまさにパッチワークそのもの。 色彩と構成が美しく、何枚もの小さな端切れを組み合わせて芸術的な造形美を表現できるものなのかと、溜息まじり。。。 伝統的なポジャギの他、2階にはポジャギ作家さんの作品、現代のポジャギを見ることができました。 日本にも風呂敷のように「包む」文化はありますが、ポジャギやチョガッポは朝鮮独自の美を感じます。 窓から差し込む光がこれらの布をさらに美しく魅せてくれます。 11月6日までの会期。 秋の京都旅行の折にでも是非、足を運んでみて下さいね。 PR |
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