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どこまでも続く、濃く青い空。 そして海もまた、濃く青い。 導かれた聖なる地、久高島。 神の島琉球を造った祖神アマミキヨが最初に降り立ち国造りを始めた場所、沖縄において五穀発祥の地でもあり、歴代の琉球国王も久高島参詣を欠かさなかったとのこと。 琉球神話の聖地として今も昔も沖縄の人々の心の中にしっかりと存在し、崇められている島なのです。 また、有名なのが12年ごとの午年(ウマトシ)に行われる秘儀イザイホー。 イザイホーとは島で生まれ育った30歳から41歳までの女性がセジ(霊力)を受け継ぐために行われる成巫式のこと(残念ながら1978年以降、島民の減少の為、イザイホーは行われていません)。 久高島には年間で今もなお約30もの神秘的な祭事が執り行われ、人々は神様と寄り添うように暮らしています。 ************************** 沖縄に着いた翌日、早速久高島へ向かいます。 久高島は沖縄本島の南東部にある小さな小さな島。 安座真港から離島だけどフェリーで20分、高速船で15分ほどの距離。 久高島へ向かうフェリーと高速艇の発着所。 安座真港からまっすぐ海の向こうに、のっぺりとした平たい島が見えました。 それが目的地の久高島だったのです。 旅行中の一週間、ずっと天気は冴えないみたいで、沖縄に着いてから降ったり止んだり。 しかし、港に着いた瞬間、降り続いていた雨があがり久高島に架かる虹を見ることができ、何とも幻想的な雰囲気でした。 この港に来るまでは神聖な島だという情報を知りながらも、これまでに行った沖縄の離島とそれほど変わらないだろうと思っていた私・・・ 安座真港から久高島を眺めた時、ただならぬパワーを感じた私はなんだかざわざわした気持ちがして、 不快なわけではないんだけど、説明のできない胸騒ぎみたいなものを感じました。 今思えば、これから起こるいろいろな出来事の予兆みたいなものだったのかもしれません。。。 ここまで来ておきながら、行かないほうがいいのではないか。と一瞬戸惑うほどの力強いパワー。 引き寄せられるような、押し返されるような、どちらとも言えないエネルギーがそこにはありました。 旦那にその事を伝えましたが、特に何も感じないとのこと(+_+) ちなみに、私も今まで霊感といったたぐいのものは一切感じたことがなかったので不思議な感覚。 とにもかくにも安座真港から「フェリーくだか」に揺られること20分、 久高島が見えてきました。 久高島の徳仁港へ到着したのは夕方の暗くなりはじめたころ。 降り立ったその島は、これまでに訪れた島とは明らかに雰囲気が違うのが感じ取れました。 この島独自の空気と時間の流れ。 この島だけ時が止まってるようでした。 街灯もなくて真っ暗な島は、つい昨日までいた京都や、那覇の夜に比べて驚くほどしずか。 不思議だったのは波音が『ザーン、ザーン』ではなく『ゴォー、ゴォー』と聞こえるんです。 今までいった島のなかでもそういう風に聞こえる島はあまりなかったです。 ざわざわした胸騒ぎのようなものは強まってきて、それの正体がなんなのかもわからなかったけど、 とりあえず地図を片手に宿を探していると通りかかった島の人がわざわざ道案内してくれて、その親切さに今まで抱いていた緊張が少し解け、なんだかほっとしました。 その日は、すでに真っ暗だったので島を散策するということもなく、とりあえず港の近くにある「食事処 とくじん」で晩御飯。 念願の海ぶどう丼を食べました。 ここ久高島には、海ぶどうの養殖場があります。 久々の海ぶどう丼、美味しい(^^)☆ 翌日からは久高島探索。 はてさてどうなることやら。。。 PR |
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