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前回の記事
久高島の道は、北東に進んでいくと白い一本道になり、最先端のカベール岬へと繋がっています。 カベールへ向かう道で大きなガジュマルの木に出会う。 カベール岬は断崖絶壁。 色が濃い。海の色も岩肌も、周りの植物群落も、何だかとてもどっしりとした感じがする。 波しぶきが岩に砕ける音だけが永遠と続く・・・その音がひどく大きく聞こえる。 琉球神話で、沖縄の祖神であるアマミキヨが初めて降り立ったと言われる場所。 周囲の植物群落は、島の方々が聖地として大切に保護してきたためか草木層、低木層、亜高木層の三つの階層が認められ、沖縄県の天然記念物に指定されています。 適当な岩に腰掛け海を眺める。 まさに絶景。 午後からは雨だという予報だったけど、なんとか降らずにもってくれていた。 ぐるっと島を一周し、集落も散策。 外間殿(ふかまどぅん) 大里家(うぷらとぅ) 御殿庭(うどぅんみゃー) この頃にはざわざわした感覚も少しずつ薄れ、単純に島巡りをすることができるようになっていた。 ほんとうに小さな小さな島。 なのに、とっても奥が深いこの島。 一度来ただけじゃきっとわからない。 神謡(カミウタ)とよばれる祝詞のようなものは、 内容によってはよむその人にも意味がわからないものがあるとか。 口伝で後世に残すのですが、その時にも意味については一切教えない。 よむ人が意味を考えればいい。 そんな想いで伝えるそうです。 何年も何十年もよみ続けていくなかで、 次第に意味がわかってくる。想いを言葉にのせられる。 日常のなかで、どんなことにも意味とか、理由とか。 そういったものを求めてしまう私たちにとって、 そういった考えは昔のことなのに新鮮でした。 一日をめいいっぱい使ったら、夜はとってもお腹が空きました。 ちばい小(ちばいぐゎー)という食事処で晩ごはん。 とってもステキなおばぁとの出会い。 次回は久高島での食事についてお伝えしようと思います。 PR |
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