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【2025/05/26 01:54 】 |
久高島 島巡り。
前回の記事

久高島の道は、北東に進んでいくと白い一本道になり、最先端のカベール岬へと繋がっています。

カベールへ向かう道で大きなガジュマルの木に出会う。




カベール岬は断崖絶壁。


 色が濃い。海の色も岩肌も、周りの植物群落も、何だかとてもどっしりとした感じがする。

波しぶきが岩に砕ける音だけが永遠と続く・・・その音がひどく大きく聞こえる。

琉球神話で、沖縄の祖神であるアマミキヨが初めて降り立ったと言われる場所。

 周囲の植物群落は、島の方々が聖地として大切に保護してきたためか草木層、低木層、亜高木層の三つの階層が認められ、沖縄県の天然記念物に指定されています。

適当な岩に腰掛け海を眺める。

まさに絶景。


午後からは雨だという予報だったけど、なんとか降らずにもってくれていた。
ぐるっと島を一周し、集落も散策。

外間殿



外間殿(ふかまどぅん)





大里家



大里家(うぷらとぅ)





久高殿


御殿庭(うどぅんみゃー)




この頃にはざわざわした感覚も少しずつ薄れ、単純に島巡りをすることができるようになっていた。

ほんとうに小さな小さな島。
なのに、とっても奥が深いこの島。

一度来ただけじゃきっとわからない。

神謡(カミウタ)とよばれる祝詞のようなものは、
内容によってはよむその人にも意味がわからないものがあるとか。

口伝で後世に残すのですが、その時にも意味については一切教えない。
よむ人が意味を考えればいい。

そんな想いで伝えるそうです。

何年も何十年もよみ続けていくなかで、
次第に意味がわかってくる。想いを言葉にのせられる。

日常のなかで、どんなことにも意味とか、理由とか。
そういったものを求めてしまう私たちにとって、
そういった考えは昔のことなのに新鮮でした。



一日をめいいっぱい使ったら、夜はとってもお腹が空きました。

ちばい小(ちばいぐゎー)という食事処で晩ごはん。

とってもステキなおばぁとの出会い。

次回は久高島での食事についてお伝えしようと思います。

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【2011/11/14 19:11 】 | 沖縄旅行 | 有り難いご意見(0)
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